東北公益文科大拠点に情報発信
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〜 会員150人 広範な分野、結集 〜
| 日本公益学会の創立大会が13日、東京・三田の慶応義塾大で開かれ、正式に発足した。来春、酒田市内に開学する東北公益文科大の教員予定者らが主要メンバーとなっており、同学会の中核的な役割を担っていく。
大会には東北公益文科大学長候補者の小松隆二慶応義塾常任理事、大森真紀早稲田大社会科学部教授、山本啓山形大教育学部教授ら発起人をはじめ、設立に賛同した関係者約五十人が出席し、日本公益学会の設立趣意書、会則、事業計画などを原案通り承認した。 設立趣意書によると、同学会は「人文、社会、自然科学といった枠にとらわれず、自由に柔軟に非営利の公益や公益活動を総合的に研究する」と定めている。 国内では既に環境、安全、公益法人、社会福祉、NPO (民間非営利団体)、社会教育、企業倫理といった公益に関する学会はあるが、それぞれの領域を超える横断的な研究はなく、日本公益学会はそれらを一体化する、大きな受け皿づくりを目指す。 事業計画として11月に第一回の大会を開くことを決め、会長など役員の選任や事務局の設置などは、その席上で提案することにした。本格的な活動はその後となるが、会員は大学関係者、社会貢献活動家、企業家など約150人程度となる見通しで、当初は少数精鋭で出発したい考えだ。
小松氏は「ずばり公益と名乗る学会は世界になく、きょうの創立は意義深い。東北公益文科大が学会活動の拠点として活躍できるようにしたい。ゆくゆくは学会の大会を庄内で開催することになるだろう」と述べ、日本公益学会を積極的にり−ドしていく姿勢を強調した。
東北公益文科大 【教員予定者 初の懇談会】 来年4月、酒田市内に開学する東北公益文科大の教員予定者の顔合わせ会が13日、東京・三田の慶応義塾大で開かれた。 同大は12月の文部省による設置認可を目指し、事務手続きを進めている。正式な教員としての発令はその後になるが、大学の概要や今後の取り組みについて理解を深めてもらうため開催した。この日集まったのは常勤の専任教員37人で、内訳は教授20人、助教授10人、講師が7人。女性教員は教授2人、助教授4人、講師3人の計9人。 大学教員、研究所の研究員、行政マン、NPO(民間非営利団体)やマスコミ人など幅広く人材をスカウ トした。全体の約六割が慶応大関係者となっている。 県の横山五良右衛門出納長が「21世紀を開く公益学という新しい学問分野で、世界に貢献する大学にしていただきたい。県としても全面的に支援する」とあいさつ。開設準備委員会の原田克弘代表委員が現況を報告し「素晴らしい自然環境の中に理想的なキャンパスを建設中だ。工事は約3割終えている」と述べた。 学長候補者の小松隆二慶応義塾常任理事が「厳選し最高の教員構成ができた」と話し、出席者は自己紹介で抱負を語り、懇談した。 |
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