明治維新の大変革に際し、明治5年(1872)旧庄内藩士は、郷風の振起と産業の興隆の念願のもと、刀を鍬にかえ、松ヶ岡開墾に着手した。総勢3千人を34組に分け、総面積310ha(93万9千坪)を翌6年竣工。明治8年(1875)から同10年(1878)にかけ、大蚕室10棟を建設、開墾事業は苦難に耐えながらも発展していいった。
 現在、松ヶ岡は、225.12ha(68万2千坪)全面積を64世帯全戸の土地共有制という特色をもちつつ、西郷隆盛より贈られた箴「気節凌霜天地知」の開墾精神と志操を後世まで伝えようと努力を続けている。


▼松ヶ岡本陣内部

西郷隆盛より贈られた「気節凌霜天地知」の箴。

▲松ヶ岡開墾記念館

明治8年創建の旧蚕室。開墾、農業、蚕糸関係資料が展示されている。


 
▲松ヶ岡本陣

熊本52万石加藤清正の嗣子忠広が荘内に流罪になった時の居館(櫛引町丸岡)で、1645年京都より移築。松ヶ岡開墾にあたりこの地に移し本陣と称した。

※松ヶ岡ポストカードより

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