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港町酒田を訪ねて
 

酒田駅山居倉庫と運河 最上川スワンパーク(冬季) 土門拳記念館初孫蔵探訪館本間家旧本邸 旧鐙屋浄福寺唐門相馬樓本間美術館日和山公園酒田駅 または 湯野浜温泉


 
酒田駅から港町酒田を訪ねる時は、見学コースと見学時間を決めてから「観光タクシー」を利用するのが効率的。酒田の町は背景に鳥海山の雄姿を仰ぎ、商港として栄えてた町並みが美しい。酒田は古き良き時代の古都の面影を漂わせている町である。
酒田市へ
酒田市ホームページより
↑酒田の獅子頭
 山居倉庫と運河は、運河と米穀倉庫の背景に、雄大な名峰「鳥海山(標高2236)」が見える日本国内でも代表的な景観である。「庄内=酒田」を訪ねるには、山居倉庫付近の景観をまず堪能し、「庄内」の雰囲気を少し味わってからスタートをしたい。
山居倉庫は庄内米を保管する倉庫群で、酒田を代表する建造物である。千石船(北前船=150トン)に米を積み、酒田港から江戸や大阪へ輸送した当時の面影が偲ばれる。古い木造の倉庫群と運河の調和した光景が美しい。倉庫群の一部に米の歴史や農民の暮らしに関する資料を展示した「庄内米歴史資料館」がある。
倉庫群の裏手には欅の大木が静寂の中に佇んでいる。情緒ある酒田の風物詩の中でゆっくりと散策を楽しむ人が多い。山居倉庫は、NHK朝のテレビ=「おしん」の働いた舞台として、人気の高い観光ゾーンである。
山居倉庫へ
↑山居倉庫
 最上川スワンパーク(季節観光)には、毎年10月になると約1万羽の冬の使者=「白鳥」が訪れ、日本一の白鳥飛来地になった。また、白鳥を上回る色々な種類の「鴨」の大群が最上川の川面を埋めつくし、その数の多さに圧倒される。防寒具を身に付けて餌付けを楽しむ風景は、白鳥と人とがふれあう自然を大切にする酒田の冬の風物詩でもある。
最上川スワンパークへ
↑スワンパークに飛来した白鳥
 土門拳記念館は、リアリズム写真を確立した写真界の巨匠=土門拳の作品を展示した写真博物館である。報道写真の鬼と言われた土門拳の作品には迫力があり また「古寺巡礼シリーズ」などの多くの作品は、日本の美・日本人の心を写し出した傑作として賞賛を浴びている。土門拳の作品の中でも、「雪の羽黒山五重塔」は傑作中の傑作として心を打つ作品である。
土門拳記念館
酒田市ホームページより
↑土門拳記念館
 初孫蔵探訪館は、庄内の銘酒「初孫」を生産する、山形県最大の酒造メーカーが公開をした酒造資料館である。芳醇で豊かなコクと後味のスッキリした「きもと造り」のメーカーは少なくなったが、当社は伝統を重んじ貴重な酒造りに励んでいる。蔵探訪資料館は、日本酒造りの歴史や工程を分かり易く紹介しているほか、きき酒コーナーでは、絞りたての原酒の試飲や大吟醸などの飲み比べが出来るので楽しみなゾーンである。
初孫蔵探訪館
酒田市ホームページより
↑初孫蔵探訪館
 本間家旧本邸は、明和5年(1768年)庄内藩主=酒井家のために幕府の巡見使宿舎として建造され、武家屋敷造りと商家造りが一体となった珍しい屋敷である。本間家三代当主=本間光丘の豪快さの中にも決して奢らない一面を垣間見ることが出来る。部屋割が合理的に配置され、尊敬を集めた本間光丘の非凡さが伺える。
本間家旧本邸
酒田市ホームページより
↑本間家旧本邸
 旧鐙屋は、商港=酒田を代表する回船問屋の屋敷。石置杉皮葺屋根の典型的な町屋造りである。内部は江戸時代の商家の生活様式が再現されていて興味深い。鐙屋は酒田三十六人衆の筆頭格として町年寄役を勤め、日本海の海運事業に大きな役割を果たした。
旧鐙屋
酒田市ホームページより
↑旧鐙屋
 
 浄福寺唐門は、入母屋唐破風造り瓦葺の唐門で、桃山時代に流行した建築様式である。浄福寺唐門は、柱の下部が曲がっている特徴があり、四脚向唐門と呼ばれている。酒田は寺院の多い町なので見落としそうになるが、立ち寄って鑑賞をすることを勧めたい。
浄福寺へ
酒田市ホームページより
浄福寺唐門
  
 相馬楼は、江戸時代の酒田を代表する料亭「相馬屋」を改装し、「相馬樓」として新しく開業した酒田の新名所である。酒田の名士が「天皇ごっこ」をして派手に遊び、不敬罪で逮捕された「相馬屋事件」の舞台になった料亭として有名である。現在は「舞娘茶屋・雛蔵画廊」として、明治の古き良き時代の情緒が漂う酒田の新名所として人気を浴びている。酒田舞娘の情緒たっぷりの踊りを見ながら食事を戴き、商港=酒田の華やかな当時を偲ぶことが出来る。
相馬楼のホームページへ
酒田市ホームページより
相馬楼
 本間美術館は、文化10年(1813年)本間家四代光道が建てた別荘を美術館として開放した。四季折々の表情が美しい庭園=鶴舞園(かいぶんえん)を散策することが出来る。屋敷から庭を見渡す一枚ガラスが大きいのに驚く。
本間美術館
酒田市ホームページより
本間美術館
 日和山公園は、小高い酒田港を見下ろす灯台のある公園。「文学の散歩道」があって、日和山から景観を眺めた名士の碑が数多くある。松尾芭蕉・松岡子規・竹下夢二・齋藤茂吉・野口雨情・河村瑞賢・吉田松陰・若山牧水・田山花袋・与謝野蕪村・本間光丘などである。桜の名所として知られ、酒田市民の憩いの場所でもある。
日和山公園
酒田市ホームページより
日和山公園
 湯野浜温泉
 湯野浜温泉は、酒田の近くにある温泉で日本海に面している。夕日が地平線に沈む光景が素晴らしいので、一泊して旅の疲れを癒し、もう一日「庄内」を訪ねるのも一考である。
湯野浜温泉へ

 
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