日本経済の発展に尽くして来た仲間も今は年金生活者になった。酒を酌み交わす時の話題は、次の仲良し旅行は何処にするかの企画立案に費やす時間が多い。目的地の候補は圧倒的に東北が多いのは、素朴さと心を癒す何かがあるからかも知れない。
山形県の日本海に面する「庄内」、私達は新幹線を新潟で乗り継ぎ「自然と歴史と文化の国=庄内」の玄関口、鶴岡駅に降り立った。駅前であらかじめ予約をしておいた「観光タクシー」に分乗して、鶴岡市内の名所史跡を訪れることにした。 |
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↑鶴岡駅
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| 藤沢周平の世界=庄内と海坂藩、モデルと言われる庄内藩の城下町を偲ぶには内川の川岸を少し散策をしてみたい。小説では「五間川」となっているが、川の流れと朱塗りの三雪橋
、そして橋の欄干から望む金峯山の雄姿との調和は庄内そのものである。 |
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鶴岡市ホームページより
↑内川
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| 庄内藩校=致道館藩校は、文化2年(1805年)に建てられた武家の男子が入った学校である
。東北地方に残るただひとつの藩校建造物として、国の史跡に指定された貴重な文化遺産である。古い建造物は静寂さと威厳さとが感じられ、藩の将来をどうするかの激論を戦わせた当時の面影を偲ぶことが出来る。 |
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↑致道館
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| 鶴岡公園は、「鶴ケ岡城」があった場所で、桜の名所の城址公園として市民の憩いの場として親しまれている。園内には荘内神社が祭られ、また
大正初期に建てられた疑洋風建築の大寶館があり、明治から昭和にかけて活躍をした鶴岡市の出身者や鶴岡市の発展に関わった人々の資料が展示されている。 |
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鶴岡市ホームページより
↑荘内神社
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| 致道博物館は、鶴ケ岡城の三の丸跡に郡役場や庄内藩主御隠殿・旧民家・旧鶴岡警察署などの建物を集め、内部には、戊辰戦争後の西郷隆盛の書状や明治時代の衣類などが展示されている。見応えのあるのが数々の民具である。古来からの日本人の生活は「木の文化」で支えられて来たことが良く判る。庄内藩主御隠殿から観賞する築山池泉を配した庭園は、しばらく時間を忘れさせ心に安らぎを与えてくれる。 |
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↑致道博物館
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| 菅家庭園(要予約)は、幕末から明治にかけて庄内藩の重鎮として活躍し、西郷隆盛とも親交のあった菅実秀家老の屋敷である。江戸時代中期の作庭様式がそのまま残された美しい庭園の観賞をお勧めしたい。 |
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↑菅家
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| 風間家旧宅丙申堂は、庄内では本間家に次ぐ鶴岡一の大地主で豪商の風間幸右衛門が、明治29年に酒田地震の教訓を生かして建てた住居と営業拠点の屋敷である。トラス状の梁と大黒柱が圧巻で、珍しい石畳屋根に興味を抱く。入り口にある「風間銀行」と書いた堤燈が微笑ましい。 |
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風
間
家
旧
宅
丙
申
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| 鶴岡カトリック天主堂は、ロマネスク様式の建物で国指定の重要文化財。白い壁に赤い尖塔の明治建築は、異色の傑作建物として鶴岡市の名物である。 |
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↑鶴岡カトリック天主堂
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出羽の雪酒造資料館には、名所史跡を訪ねながら「庄内の銘酒」で利き酒を楽しみ、昔の酒作りに使用した木製の醸造樽や絞り機を見学するのも一考である。庄内の酒の旨さを再発見することが出来る。
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羽
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雪
酒
造
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料
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善寶寺は、龍神様のお寺として参拝者が多く大祈祷所として有名。五重塔・総門・山門・本堂・龍王殿と歴史を刻む建築物を拝観した後で、龍神堂に面した「貝喰みの池」に行くと「人面魚」に出会えるかも知れない。
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↑善寶寺
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| 鶴岡市内観光を満喫した後は、温泉に浸かりながらゆったりと精気を養っては如何でしょうか。日本海に面した「夕日」が美しい湯野浜温泉。山頭火など著名人が親しんだ素朴でふれあいのある湯治場の湯田川温泉がある。少し足を延ばせば名湯で名高い歴史を生かすあつみ温泉がある。 |
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